プロフィール

はり灸マッサージ師 ヨガインストラクター 分子栄養学カウンセラー 桜井 くみ 作業机にあるものを綴っていくブログ(2015.8〜)

2016年2月16日火曜日

月のものについて思うこと。

月のもの
といえば女性には縁の深いもの。
ずいぶん長いお付き合い。

月経、月のもの。

陰陽では陰が月、陽が太陽。
陰が女で、陽が男。

インドでは
イダーが月で陰、女性性
ピンガラが太陽で陽、男性性。

とはいえ
男性にとっても無縁というわけではなく。


もともと日本の暦、旧暦は太陰暦。
月の満ち欠けと生活にもつながりがあったはず。

日本書紀にも
この世界の成り立ちをこんな感じで書いてある。

混沌したものの中から
軽く澄んだものが陽となって天となり
重く鈍いものが陰となって地となり
そこに神が生まれた。

この陰陽の気から、月と太陽が生まれ
さらに、木星、火星、土星、金星、水星が五つの星が生まれた。

というようなことが書いてあったはず。。。
かなりざっくりしてますけど。


暦の上でも
陰陽五行や神道や
現代まで残る風習を見ても

太陽や月とか
地球の周りにある星々の生活への影響ってあったんだろうなー
あるんだろうなー
って思う方が自然っぽい。

今は夜でも明るいし
そんなこと関係なく生きていける。
するとそういうカラダの感覚も鈍くなりやすいかな、と。


月の満ち欠けとお産の話なんかは有名だし
十五夜とか二十三や夜とかの月待とか
そんな信仰も今もなんとなく風習で残ってますけど。

それより最近は
スーパームーンとかブルームーンとか
いろんな呼び名があってもうわかりません。


ヨガのある生活をしている人とか
自分の体を大事にしようとしている人とか
こういう感覚をもっている人が多い気がします。

満月や新月とともに
月のものがやってくるとか
えらくだるくて眠いとか。

自分がそうなんですけども。

子供が小さいうちは
女性性とかホルモン分泌とか大暴走ですし(笑)
月とも仲良しなのかな
なんて適当に思っています。

そういえば
子供がまだ新生児という時期
新月や満月の時はえらく寝るので
母乳を飲むよりまず寝てるので
こっちは大変だった。
ただ単に寝るのが好きなだけか。













そして
なんでそんな月の話かといえば

産後のお母さん方の治療をする機会が多いのですけども
治療をすると月のものが再開する。
希望している人は。

不思議と
次の出産を希望していない人には
やってこない。

ちょっと馬力が足りないなって感じ。
欲しいって気持ちも馬力になるんだろうな。

治療の効果だけでなく
人ぞれぞれに
こうして欲しいなー、必要だなー
ってお願いするちょっとした生活の工夫を
やってくれていることもとても大きい。


もちろん、それだけではどうしようもないこともある。
気持ちだけではどうしようもならないこともある。

それでもカラダって素直で不思議だなあ
とつくづく思う。


「血の道症」って聞いたことがあるでしょうか?

月経・妊娠・出産・産後・更年期など
女性ホルモンの影響によって起こる心身症状をまとめて言います。

いくつになっても
出産経験関係なく
血の道を正す。
こういうこと。


陰陽でいえば、血は陰。
陰は月。
血の道、月の道。
やっぱり月のもの。


次の満月は2月23日。





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