プロフィール

はり灸マッサージ師 ヨガインストラクター 分子栄養学カウンセラー 桜井 くみ 作業机にあるものを綴っていくブログ(2015.8〜)
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2017年6月21日水曜日

長野、そして東京に行きます

夏至ですね。
陽極まれば陰と転ず。
外向的、男性的というか内向的、女性的。


最近はじっくりと
内も外も丁寧に向き合って
生活スタイルも変えて
それでも今までと同じであることが信じられないくらい
普通に過ぎていく。。。


いろんな人の助けを借りて
夫や子供にも甘えて
地に足つけて
ととのえるときもさらなるレイヤーにはいるときも
やっぱり下からなのではないかしら。



















頭の形が一緒よね。。。




今週末は長野のThe BIRTH&daysさんにて研修とワークッショップ。
ご参加のみなさま、どうぞよろしくお願い致します。

何年ぶりかの長野。
以前親が長野にいた頃は、特急あずさに乗って行きましたが
今回は特急しなのに乗って参ります。
すっかり電車に詳しくなりました。
そして帰りは東京に。


また次の週末
7月1日はYogaBody トライアルワークショップを担当します。
かなりお久しぶりの東京でのクラスでございます。
どなたでもご参加できます。ご興味のある方は是非!

7月2日は「はじめての東洋医学講座
こちらもどなたでもご参加できます。
ヨガにも、日常生活にも、セルフケアに役立ててくださいませ。


久しぶりの東京です。
空き時間に栄養カウンセリングを行う予定。
まだちょこっとお時間ありますので
ご希望の方はご連絡くださいませね。




2017年5月11日木曜日

肌で感じるというより何か臭うなって感じかも

先日行われた
東洋医学と分子栄養学からお伝えする
母と子の栄養とからだケア



















遠方からも来ていただいた方もおり
本当にありがとうございました。

子育て、悩むのも愛よね。

便秘とか
ご飯食べないとか
肌荒れとか
アトピーとか
アレルギーとか
疳の虫とか
夜泣きとか
寝ないとか

分子栄養学的に見ても
東洋医学的に見ても

まずしてほしいことは
母を癒すこと
なんですよってお話。


子供に栄養あげたければ
まず自分が食べることね。

子供に健康であって欲しいのであれば
自分が健康であることよね。

子供に楽しんでもらいたければ
自分が楽しんでいることよね。

子供になんか出てるってことは
自分にもなんかあるってことね。

なんでもいいんです、自分が楽になれば。


心のことだけじゃなくって
栄養とかフィジカルのことで言われた方が
取り組みやすいって人も多いから
今日来てくれた人たちが
少しでも楽をして
自分を大事にしてくれたらいいなあって思う。

人に伝えたいことは
自分にも伝えたいことでもあるのですよ。
私は子育て歴たかが3年ですし。

でも体のことは20年くらいみてるから
体を通してみると、わかることもあったりします。



















子供の状態を誰よりもわかるのは母親。
肌に直接触れているわかったりする。
これは直感よね。

肌で感じるっていうのもあるけど
臭いでわかる
って方がしっくりくるかも。
なんか変だなって
キナ臭いんですよ笑

こういうことは
たとえ医者であっても他人にはわからない。


今の自分が
心とからだがどんな状態で
それがもっと楽になるのに

どんなものを、どんな風に食べたり
どんな手を使えるのか
あの手この手、そういう知恵は
専門家を利用すればいい。

それを自分でやるのがしんどい時は
人の手借りればいい。

そういう時に
私みたいな人を利用すればいいのよ
っていうことね。笑

栄養だろうとエネルギーだろうと
それを使う流れがブレたり滞るとロクなことがないので
他人の力を最大限に利用して楽になっちゃってください。



神戸とか東京で
分子栄養学の栄養カウンセリングと
はりきゅうやヨガ、東洋の智慧を基本に
プライベートセッションをしています。




2017年5月1日月曜日

子供の体調はやっぱりサインだった

4月の新月、そして春土用。
この間の子供の体調不良はなんだったのか。


私は気付くと、がんばっていることがある。
というか
がんばらないといけない、と
勝手にがんばっている。
それが正しいことだ、と。

そんな制限はない。
がんばってる自分を演じたいだけ。


人にはがんばらなくていいのよ
なんて言いつつ
自分は無意識にがんばる方を選択する。















もうね、いろんな人が
そういう自分がいることを教えてくれるのに
気付くとまたしてるのよね。
そして疲れる。
その制限を通して人を見るようになったら
なおさら狭い世界になる。


分子栄養学的に、私のデータを見ると
副腎疲労はまああるかな、という感じ。
でも副腎疲労の特徴的な症状は
あまり自覚してなかった。
ヨガのおかげっていうのも大きい。

なのに
今年に入ってからは特にしんどい。

ここ最近は
異様にカフェインを欲したり糖質を欲するのを感じる。
低血糖症状も感じる。
低気圧がやってくると全く動けない。

たぶん
今まではアドレナリン、気力で乗り越えていたものを
気力を使わないようになってきたから
本来感じるべき体のしんどさを感じるようになってきた
のではないか。

アドレナリンが出ている時は、動けちゃうから
気づかない。

今年に入ってからは
肉体的にも、精神的にも、エネルギー的にも
いろんな人の助けや教えがあって
がんばらないでいられるようになってきてたんだろうに。

なのに。。。またよ。またか(笑)


子供の体調が悪くなって人と話した時に初めて気づいた
自分の疲労度、というか疲弊度。
その間にやってきた低気圧に反応が薄かった私の体。

なんかおかしい
またいつの間にかアドレナリンで乗り切ってんじゃないか
交感神経↑↑モードじゃない?


自分優先、と人には言っておきながら
真のところでできてない。
ということは
人を信用してないってことよ?
ってことを指摘されてやっとわかる。
私の周りにいる人たちはそんなんで離れる人でもないのにさ。


あーあ、また同じことやってたなー
でもなんか
世界は優しいなー!
ってすっきりとほんわかした心持ちで
ゆっくりお風呂に入っていたら

あ、これかー!!!
3日間発熱してまで教えてくれたのは!!


昨日は
子供が胃腸炎から復活後、初めていいう◯ちをしてくれたし。
これそ大便、本当の便りだわ(笑)


親子ってね、ほんっとすごいわ。
私と子も、私と母も親子。


こうやっていつものパターンをやっては
また戻ってきて、の繰り返し。
そうやっていくんだろうなあ。

ああ、人生は何て面白い。
そして、世界は何て優しいの。

そんな気持ちになった週末。















分子栄養学をやってるのも、このためかもねえ。
じっくりのんびりと
お腹も副腎も、いたわっていこ。


2017年4月28日金曜日

子どもの体調は何かのサインか。

わが家のKさん
ウィルス性胃腸炎。
つらいよねえ。

昨日までの3日間、強制休業状態。


こういう時はたいてい
自分がスケジュール詰め込みすぎとかで
疲弊していたりもする。

だから
こうやって強制的に休ませてくれているんだな
と思う。

もうちょっと考え直しなさいよ、と。
子どもは自分の合わせ鏡みたいなもんだと思うから。
そのまま自分の状態がでてきたり。


長かった。。3日間。

唯一の外出は、ルークス芦屋クリニック。
分子栄養学を通してお近づきになれた城谷先生に初めて受診。

子供を診てもらって
私の話も聞いてもらった先生と話しながら
自分の状態を客観的に、ひしひしと実感できた。

栄養、運動、心理。
多方面から向き合ってくれる医師がいてくれるのは
これほどまでに心強い。


今回の子供の体調不良は
ちょっと、いい加減ちゃんと取り組めよ
ってこともあるんだな
といろんなところからメッセージがくる。


本当に必要なものは何か。
本当の自分でみていかなければ難しいぁ。
でも自分だけで取り組むのは、この先難儀だなぁ。
いろんな人の助けを借りていこう。


新月だし
春の土用だし
いろいろ溜め込んでいるものを吐き出さねばならない時期
というのもあるかな。
夏のカラダになるための準備
とも思いたい。


子供と一緒に家に閉じこもっていた日の雨上がり。
家から見える山の緑が綺麗すぎた。


春でもなく夏でもなく
いろんな緑が重なり混ざる季節が一番好きだわ。

2017年4月21日金曜日

母をみて自分をみる            過去のわたしが今のわたしをつくる④

昔の母の写真とか
昔の母の話を聞いてみたりすると
環境は違ってものその心境とか
ビビるくらい同じだったりする。

これは私も教わったこと。
今の私の年の時の母はどんなだったかしら、と思いを馳せる。
母を一人の女性とみて
どんな人生だろう。
どんな体だったろう。
どんな心持ちだっただろう。

母がわたしを産んだ時の状況を思えば
わたしがこの体をもって産まれてきたわけがよくわかる。
母もしんどかったよなぁ、きっと。


小さい頃は
肉はきらい、というか食べられない。
消化できなかったということだろう。
脂身が気持ち悪くて吐いたことも覚えてる。

そして家はケーキ屋さん(笑)
甘いものも
グルテンもガゼインも
多い方だったのではないかしら。

お腹の中のカビとか
お腹の中の炎症の原因となるものがそろってるもんね。
そりゃあアトピーになるよね。

肝臓も副腎もおつかれ。
中医学でいう肝。
わたしはここの馬力が足りない。
中医学でもアーユルヴェーダでも必ず言われる。


こういうことは大人も子どもも一緒よ。
カビは誰のお腹の中にもいる。
子どもの五臓六腑だってつかれる。

五臓六腑は単なる内臓にあらず。
内臓であって、こころの有様でもあり。


いろいろ敏感だったなー。
周りの人の気配とか
音とか
熱出して夢遊病みたいになったり幻覚見たり。

あの頃の母の状況を思えば
そんなことがあっても不思議じゃないかな。
そういうことにも栄養状態は関わってくる。


栄養状態はこころのはたらきにも関わるって話は前回
貧血の話も。

貧血は単なる鉄不足ではないけれども。
鉄はコラーゲンを作るときにも必要。

母が鉄不足なら胎児も産まれてきた子どももそりゃそうよね。
そしたらコラーゲンの生成も少なかろう。
コラーゲンは粘膜生成に必要。

粘膜。。。口の粘膜とか鼻粘膜とか胃の粘膜とか腸の粘膜とか。。
そりゃ、弱いよね。

コラーゲンだってたんぱく質のひとつ。
たんぱく質も足りなければ。。。なおさら。


それに
お腹の中の菌は母からもらう。母から子へ。
ってことは
わたしの中にいる菌はわたしの子にもいる。。。


それなのにあれ食え、これ食え言われても
子どもも大変よね。
だって食べられないんだもん。

食事は大事。
でも
それを食べて消化して吸収する
その体の個性を知る
個をみることも大事。


自分の生き方も
子供の育て方も
マニュアル通りにやろうとするほうが不自然っぽい。



つづく


桜の花びらが散って絨毯みたくなって
いろんな緑がでてきるこの季節が好き。
















募集中

どなたでも、子連れでも参加できる
月2〜3回開催 自分の心身に向き合うヨガクラス 

5月8日    母と子の栄養と身体のケア講座 小児はりもやります。





2017年4月12日水曜日

産後の私はなんであんなにつらかったのか  過去のわたしが今のわたしをつくる③

なんで産後はあんなにつらかったのかな。
しょっちゅう熱出して、再入院までして
肉体的にも精神的にもフラフラ。

まず栄養状態を考えてみる。
そりゃそうだろっ
とも思う。

もともと胃酸分泌が弱い上にほぼヴィーガン。
妊娠中は少しずつ食べていたとはいえ
胃酸が少なければたんぱく質は消化しきれず。
消化できないとどうなるか、はまた今度。

たんぱく不足は貧血にだってつながる。
赤血球やヘモグロビンの材料だもん、たんぱく質。

貧血は単なる鉄不足、じゃないのよ。

胃酸の分泌が少ないってことは
鉄もビタミンB12も亜鉛も
吸収が少なくなるってこと。

胃酸の分泌が悪いってことは
お肉食べたら胃が。。。。
なんてことだけでは終わらない。


鉄欠乏=貧血ってだけじゃなく
鉄は②で話したセロトニンやメラトニン
他にもドーパミンを作るときにも必要。

セロトニン → ハッピーな心持ち
メラトニン → 眠気をさそい
ドーパミン → やる気!元気!

それがないんだから。。。まさに産後うつ。

ビタミンB12が足りなくても
赤血球の分化がうまくいかないので貧血につながる。

亜鉛が少なければ銅とのバランスが悪くなる。

銅はドーパミン → ノルエピネフリン に必要。
銅が過剰になれば
ノルエピネフリンが増えて。。。闘争モード突入。

イライラ。。。産後のヒステリーの出来上がり。チーン。

母乳の分泌をおこすオキシトシンだって
過剰に出れば攻撃性が増すっていうんだから。。
夫すら敵に見えてしまうのではなかろうか。


東洋医学的にも、肝鬱でしょうねー。
ピリッてしている感じ。
特に左の流れが特に悪いわたし。
経絡、気の流れにも左右差って出てくる。

それでもよくぞ側にいてくれました、と夫には頭が下がる。


いろいろ学んだり取り組んで
体感的にも精神的にも違いは感じられる。
(夫が違いを感じているかどうかは。。。)

貧血は妊娠中に苦労するだけじゃないし
母体の貧血は胎児にももちろん影響する。
ってことは、生まれてきた子供にも何かしら影響している。


生まれてきた子どもが
 お腹が弱いとか
 肌荒れとか
 食が細いとか
 すぐ風邪をひくとか
 夜泣きとか
 癇癪とか
 乳にくっついたまま離れてくれないとか

その元をたどっていくと母、なんてことは珍しくない。
だから
小児はりでも、子どもを治療する時にはお母さんの治療も一緒。
お母さんが治らなきゃ、子どもも治らない。

栄養的にも
東洋医学的にも
それは同じ。

しんどいことがあっても
それで子どもや家族にあたったりしちゃっても
それは体が疲れているだけかもしれない。
栄養が足りてないだけかもしれない。

だったら
楽できて食べれて寝れて
元気になれればいいじゃんね。

なので、そういうことをお話する会をやります。
どんなもの食べるかってのもやっぱり気になるところだし。
自分の子どもがどんな状態なのかも知りたいし。

お母さんが元気になると子供も元気になるよ。


5月8日に垂水のヨガスタジオ ティケティケさんにて

鍼灸師に聞く、栄養と身体のケア講座
「母と子の身体のケア」
「ママが毎日子供に触れる小児はりと子どものツボ押し実践」

ご予約はかもめスタイルまで。





小児はりは刺さないはり。(詳しくはこちら
知っておくといろいろ便利。
子どもも喜ぶし、大人にもできちゃう。

病院に行く前に、まず母がみるって何かいいよね。

そんな体を自己管理する習慣は
親元離れてもその子には残るんじゃなかろうか。


妊娠中の私の状態を考えると
あー、ごめんねって子どもに思うところもたくさんあり
でもそれは産まれてからだってケアできる。

産後しんどかったわたしってもともとどんなだったのかな
わたし自身がどうやって産まれてどうやって育ったのか
わたしの母がどんな状態だったのか

母と子
自分と子ども、をみていくためには
自分と母親
これをみずにはいられない



つづく


2017年4月7日金曜日

過去のわたしが今のわたしをつくる②

食べてるたんぱく質も足りないのに
胃酸の分泌も弱いから消化もできない。

たんぱく質はカラダをつくる。
筋肉とか皮膚とか爪とか毛とか血管とか血とか。
肉体そのもの。

たんぱく質は分解されてアミノ酸になる。

例えばトリプトファンは必須アミノ酸のひとつ。

トリプトファン → 5HTP   →    セロトニン → メラトニン

とつくられる。
セロトニンは幸せホルモン、メラトニンは快眠ホルモンなんて呼ばれる。

食う寝る遊ぶ
そのものね。

さらにセロトニンやメラトニンを作っていくためには
VB3、VB6、鉄、葉酸、マグネシウムなんかも必要。

鉄や葉酸の吸収にも胃酸は必要。

胃酸の分泌が弱いってことは
たんぱく質だけが足りないんじゃない。

栄養状態はそんななのに
外面!?は元気に過ごしていれば
アドレナリンで乗り切るか
カフェインで乗り切るか。。。

そうやって交感神経優位になれば
さらに胃腸機能は落ちる。

ヨガがなければどうにかなっていたろうな。
ヨガに出会えたことは私には幸い。
でも
ヨガでカモフラージュしていたようなことがあるなって思う。



つづく



4月18日はとことん自分を感じて自分を癒やす
つくしヨガ

2017年4月5日水曜日

過去のわたしが今のわたしをつくる①

分子栄養学を勉強しだしてから
あー、あの頃の私はきっとこんなんだったんだなって
過去の自分の体調や精神状態とか考えたりする。
良い悪いじゃなくってあくまで経験談。
自戒の念も込めて。


昨日は肉を食べたからカラダが重いわーってよく言ってた。
朝練のとき。

朝練ってヨガスタジオの早朝クラス。
6時とか6時半から始まる。

肉はやっぱり重いわって。。。
今思えば

胃酸少ないもんね、しょうがないよね。


たんぱく質の消化にはまず胃酸が必須。
胃酸の分泌が少なければ、消化できなくて当然よ。
消化できてなきゃ重いしもたれて当たり前よ。

日本人は胃酸の分泌は弱い民族というから
生まれつきっているのもあるし
ピロリ菌の影響もあるかもしれない。

そして
自律神経の交感神経が優位の時は胃酸の分泌は低下する。
胃の動きそのものも低下する。
日常的に心身の緊張状態、ストレスが強い時は交感神経は優位になる。


あとは
よく噛んでいないとか
酸味や苦味を一緒に取っていないとか
生野菜をとっていないとか。


肉うんぬん
食材うんぬんより
やれることやってないじゃんって総ツッコミを入れたい気分だわ。
お肉のせいにするんじゃないのよって言ってやりたい。


インドに行ってからの3年位は完全菜食。
あとはほぼ菜食ってくらい。

そもそも子供の頃から肉が食べられなかった。
そういう体だったってこと。
何で食べられないのか?を考えずに
何となくやるには、私の体にとって菜食は難しすぎたよなあ。

あの頃の心身状態と食生活について
思いあたることが多すぎるわ。。


つづく




2017年4月4日火曜日

細胞、元気ですか?

今月は栄養学お話をおふたつ。

ひとつめは
 4月8日、TOKYOYOGAにて、「ヨギのための新しい栄養学」

ふたつめは
 4月23日、年に一度の神戸のヨガフェスタ
 Come Join Yoga Fest Kobe にて 「これからの栄養学」


栄養学の進歩は著しく、今までの常識は非常識に、非常識が常識に
ころり、なんてことも珍しくない。

健康に良いと思ってしているその習慣、その根拠って何?って聞かれると
案外よくわからない。

人の体も心も千差万別。
ならば合う食事も必要な栄養も不足している栄養も千差万別。

今あるカラダとココロのちょっとした悩みの原因が
栄養にあるかもしれない。
 疲れやすい、とか
 アトピーや花粉症、とか
 お腹の調子、とか
 頭痛、とか
 イライラとか不安、とか
 何気なくある、慢性的な症状。

それを知るちょっとしたコツ
日々の生活の中で簡単にできることを
お伝えしていきます。


今回、東京では個別カウンセリングも行います。
分子栄養学的な血液検査の解析は
細胞レベルからのカラダの元気度をみていきます。

あなたの細胞、元気ですか?
細胞が元気ってことはカラダもココロも元気なのよ。

普段は神戸を中心に
ヨガとはり灸を通して
分子栄養学的なデータ解析を通して
お一人お一人にあった心身の健康のアドバイス、治療を
させてもらっています。


特に不調はないけど、興味あっって中々クリニックに行く機会が。。
なんて方もお待ちしておりますー。
ご予約、お問合わせはTOKYOYOGAまで。


ちょっと久しぶりの東京は
予定を突っ込み過ぎている気もしますが
楽しみでっす。



2017年3月15日水曜日

ヨギのための新しい栄養学WS@東京

ちょっとお久しぶりに
東京でワークショップやります。
4月8日に栄養のおなはし、ヨギのための新しい栄養学


栄養って
誰もが知っているようで
実はよくわかってなかったりする。

わたし自身もそうだったし。
それで痛い目みたり
まだまだ自分自身の体もいたわり中。

でもだからこそ
伝えられることもあるかな、と。


ヨガをしていたり
健康に興味をもってみると
食への関心も高まる。
体に良いっていわれる食事法も食材も
情報はありすぎるくらいある。

自分に何が必要なのか
自分に合うものって何なのか
その術を知っているだけでもいいかな
って思う。

それじゃあ結局何が良いの?
ってすぐ使えるヒントを
実際の検査結果なんかもみたりして
また前回よりパワーアップしてお伝えしまっす。















食だけが健康の全てじゃないけど
食ってベースで指標だなって思う。
心も体も元気な時って美味しく食べてるしね。















ヨガをしていてもしていなくてもどなたでも。

そして
ちょっと自分の検査結果をちゃんと見てほしいっていう
個別の栄養カウンセリングも行う予定ですので
また詳細は後日。


約3ヶ月ぶりの東京。
たった3か月でも何かが変わっているのが東京。
楽しみにしております。


ワークショップの詳細、お申込みはTOKYOYOGAまで。





2017年3月2日木曜日

オートマチック

ふと気付くと
わが家の発酵事情
 しょうゆ麹
 味噌
 ぬか漬け
 甘酒
→全てじいじ作















酒粕とかみりん粕なんかは買うだけだし。
私は空いた容器を持っていくことしかしていない。
持っていけば補充分がでてくる。
オートマチック。

感謝しています、ほんと。


常備しているものの中で
唯一ってくらい作っているのはギー。
グラスフェッドの良いバターが手に入ったからギー。

ガゼインフリーな生活をしている私にとってもギーは欠かせない。

弱火にかけて















かけて















かけて















濾すだけ。
火からおろすの、遅かったなあ。















ああ、私ってこれしかしていないんだわ
と実感した日。
ちょっとチャンティングとか
口ずさみながら作る気分でしたわ。




2017年1月29日日曜日

からだリーディング

資格目的ではなかったけど
勉強をすすめる延長線上で受けた試験で
分子栄養学 認定カウンセラーから認定指導カウンセラーへと昇格して
最近のお仕事も分子栄養モードです。

友人たちと
栄養カウンセリング。

その間子供らは
黙々と遊ぶ。















みんなであーだこーだ案を出す。
話は栄養だけにとどまらないけど。















合間に他の友人は
はりとお灸でお腹を温めてたり。
写真はないけど。


今の体がどんな状態にあるのか
血液データだけではわかるはずもなく

生活習慣とか
癖とか
立ち方とか
生い立ちとか
性格とか

いろんな事を聞いて話して
体や仕草を観察して

私はやっぱり触って
ヨガもするし
鍼灸もする。
からだを通してリーディングしている気分。

そうすると
ひとりみるのにすごく時間もかかるし
その分料金もかかる。
でもそれでも来てくれる人たちに
ちゃんと向き合える自分でいたいなあ。


日々の食事や生活の中での何か工夫ができるか
そんなことにも中医学やアーユルヴェーダの智慧は生きてくる。

栄養だけでは体はできず
ヨガのポーズや呼吸法、瞑想
ヨガという生き方がとても助けになる。


こころとからだ
体の元気がなければ心の元気も足りるわけもなく。


中医学的にはこれからの季節は
イライラわさわさしがちだし。


ホントの所の、自分のこころとからだの状態を知りたい
生活の中でどんな工夫ができるのかとか知りたい
もっと良くなりたい
癒やしたい癒やされたい
って方はおいでくださいませ。


新たにヨガクラスも始める予定です。
詳細はまた今度。

















2017年1月23日月曜日

分子栄養学 試験受けてみました。

第7期分子栄養学実践講座が終了。
今回で2回目の参加。
前回より言葉が通じるようになった。

一応前回に
認定カウンセラー試験の合格は頂いているのですが。

何となく流れと勢いで、今回は
認定指導医っていう試験を受けたんですけど。。。疲れた。
2時間ひたすら書き続けるってことがまずないですし。
難しいし。

なんかもう
すいません。。。
と言いたい。


いつも試験をやってもらっている側ですので
生徒さんの気持ちがよーっくわかる。

大変なことやってもらってるなあ。
でも
書いてアウトプットすることでわかることあったりで。

でもほんとに疲れたな。。


また次期も通うから
毎月のように京都に来るならもうちょっと京都も知りたい。



最近は個人でも
栄養カウンセリングの依頼が何気に増えてきております。
vedanaとして受けてますけども。

話だけじゃ終わらないし
栄養だけでその体と心ができているわけじゃないしね。

細胞から元気になろうとすると
あの手この手で
観て聞いて、結局触れて
パーソナルのセッションになってしまうなあ。
どうしても、必要だなあ。


いろんなことやってきたのはこのためかーってくらい
ここに来て役立ってます。
四十路はいいね。


なので
やりたことはやっちゃえばいいよって思う。
子どもがいるとか、関係ない。

分子栄養学の勉強だって
仕事につながることは全く考えてなかったけど始めて
やってみたら今までのこと全てがつながった。

こんなもんね。
よくできてますわ。


初めて講座の後に京都の町並みもちょこっと歩いたけども
京都って何かいいよねー。

2016年11月28日月曜日

どっぷりと。

この週末は
分子栄養学的にデータをどっぷり深読みな2日間。

じっくりどっぷり
1人分に2時間3時間かけてくれるとか、贅沢。


ヨガのクラスでは
基本的に体に触らない、私は。

立ち方坐り方歩き方
ポーズをとっているとき
ただ寝ているとき
みて得られる情報

その人の日々の体の使い方や性質とかその日の気分とか
見て得られる情報はたくさんある。
それがどんな風にこのデータとリンクしているか。


中医学的な証をたててみると
それがどんな風にこのデータとリンクしてくるか。


いろいろつながる。
まだ全部つなげてみることはできないけれども
そんなつながりを探していく道標をもらったような2日間。
面白いなあ。すごいなあ。


人に触れることをしていくと
どんな風に生きて今のこの体があるのか
触れるだけでもいろんなことがわかるようになる。
そんなふうにもっと深読みできるようになりたいな。
勉強しよう。


自分ももっと元気になりたい。

今まで生きてきて
今なんでこういう体なのか
これから必要なことも見えてきたし。

自分にとってヨガが
危ういところをどれほど助けてくれているのか
自分の体にとってどれほど必然なものなのか
データをみてわかったのはちょっとうれしい心持ち。


あんなこんなで
生きてきた私と私の体、えらい
と褒めてあげよう。

もっと深読みできる知識と感覚を養っていきたい。
でも今は頭の中がパンパン。

ワクワクするなあ。
ワクワクできることがあるっていうのは
元気の素だ。


親がゆるとしてれば子も寝るし















親が元気なら子も元気。
隙間があれば、もぐりたくなる。















ヨガはいいよ。
今日はちょっと休もう。


2016年10月24日月曜日

分子栄養学と中医学とアーユルヴェーダとヨガと。

分子栄養学講座第7期の講座がスタート。



















症例検討会で
先生方の意見をたくさん聞いて
頭フル回転。。
ちゃんと整理せねば。















でも
はじめて受けた前回よりも
わかってきたこともあり
いろんなことがつながって
なおのこと興味深い。

でもまだまだ
?????
となることも多いのですけども。


伝統的な中医学やアーユルヴェーダ、ヨガ
現代の分子栄養学。
真逆のようで実はすごく似ている。
データを見て
何より話を聞いていろんな可能性を探る。

問診、望診だけだけど
中医学的な証をたてていくと
結構分子栄養的なことと合致することも多くて。

でもまだ瞬時のそのつながりがみえてこない。
瞬発力がまだまだ。

家に帰ってから
ああ、あれを聞けばよかった
あれを見ておけばよかった
と家に帰ってから気づくことが多い。


伝統と化学と科学
こんなところにこんな統合がみつかった。


私は医師ではないけれども
こういう自分だからこそできることもあるわけで。

カラダとココロとヨガと栄養と。
全部一緒にできそうだから
一緒にやってしまおう。


ちゃんとアウトプットできるように
今はやれることをやろう。


まずは
自分の体をもうちょと良くしたい。
健康ですけどもね、課題は多いな。。



2016年10月17日月曜日

血液検査のデータ、お見せください

今週末からまた
分子栄養学実践講座がスタート。
家でもにらめっこしてます。



















前期に初めて受けたのは
とにかく知りたいから
という理由で。


何もかもが面白くて
分子レベルで考える人の機能がすばらしくって
中医学とかアーユルヴェーダのような
伝統的な伝承医学とが合致することがあったりして
なおさら面白くて

でも
どんなに栄養とろうが
最後には自分次第で
ストレス満載だったりしたら
全てが変わってしまう。


マインドフルネス
ヨガスートラとかバガヴァッド・ギーターとか
ヨガにかえってくる自分もなんか面白くて。



前期に一応試験には合格頂いたけども
まだまだ勉強したいし
何より
自分の仕事にももっと活かしていこう
と思うようになったら
検査データを深読みして
栄養解析をもっともっとやりたくなってきた。


今までもやってましたけども
それよりも生化学とか
消化吸収のシステムとか
そんな勉強に気持ちが集中してて。


なので
血液検査のデータを提供してくれる方募集中。
ご希望の方はご連絡くださいませ。
まだまだ勉強中ですのでもちろん解析は無料です。


健康診断の検査項目だけでは
限られたことしかわかりませんけども
それでも勉強になりますし。

どんな検査項目がいるの?
とかも聞いてくださいね。


自分自身の細かな栄養状態が
細胞や腸内が
どんな状況になっているのか

そんなミクロなことを知ってみると
今の生活で見直してみたくなることも
でてくるかもしれません。


私は
分子栄養学をきっかけに
細胞から人の体考えたりしたら

今までやってきた
ヨガや鍼灸治療のような伝統的なものにも
新たな面を発見して
いろいろと
ヨガも治療ものことも統合できるようになってきました。

栄養は基本
心のバランスも基本
体のバランスも基本

それを必要とする人に
その基本全てにはたらきかけるような
新しいプライベートセッションを始めてます。

少しずつですけど。
ちゃんと告知できるようになったら
またご報告。


毎週のように行く東京。
珍しく朝に時間ができたので
何年ぶりかの朝練と明治神宮。



















外国人観光客がさらに増えた感じ。
でもやはりここは気持ちがいい。
けど
出るとドーンと重くなるので実はちょっと苦手。



2016年9月10日土曜日

生徒週間

先生風ふかしちゃってますけど
いつでも生徒の心持ち。

今週は5日間大阪通って生徒。


ヨガのお勉強。
体のお勉強。

やっぱり学ぶことは楽しい。
生徒になれるってしあわせ。

知っていることでも
捉え方考え方伝え方でまたは違うし
ヒトのカラダのことはいつも面白い。

またいろいろ勉強したいって思えことが見つかると
ワクワクします。



今月からはまた2回目の分子栄養学の講座もスタート。
ここでも生徒。 
まだまだ勉強足りないので継続。

前回のテストは…もうおこぼれでしょうけども合格いただきまして

臨床分子栄養医学研究会  認定カウンセラー

となりました。


分子栄養学は薬に頼らず栄養によって病気を予防、改善する医学。
今までは人の体のに触れて個をみてきたけど
詳細な血液検査や毛髪検査、便検査などデータからみる個もまた興味深い。

栄養療法の詳細は
こことか
こことか
こことか


細胞レベルでみるカラダは神秘。
細胞からカラダをなおす。面白い。


治療の仕事も
ヨガの仕事も
カラダを通して行うことには違いはないし。



世界的に見てもね
ヨガと
本当に必要なものを楽しく得る食事

両方が現代に必要だとみんな
頭の良い科学者なんかもわかってる。

これさえ食べていればいい
なんてものはあるわけないし。
個体差があるもん。

食事もヨガも
個々に違って当然。


ミトコンドリアがね、元気になるよ。
必要な物食べて
呼吸して。


だから
ヨガもカラダのことも
正しい栄養学も
ちゃんと伝えられるように体に染み込ませよう。



もうすぐ秋分の日
その後は陰の気が強くなる季節。
環境が変化すればヒトののカラダも変化する。

常に同じ練習するもの良いし
体によって練習を変化させるのも良いし。

陰ヨガをじっくり学ぶのはいいタイミングだったな。

夜明けが遅くなりましたし
秋ですねえ。







2016年8月1日月曜日

ヨギのための栄養学WS

情報が多すぎる現代だからこそ
んじゃ一体何を食べたら良いのか迷う。

今と昔の栄養学の何が違うのかとか 
ヴィーガンとか
糖質制限とか
マクロビとか
ローフードとか
毎年のように出てくるスーパーフードとか。


何が良いのか

それを決めるのは
やっぱり自分。
しかも  
自分の肚。


基本
動物は危険なものは食べないし
健康を害するほど食べたりもしない。
ちょっとの体調不良は命に関わるから。

現代人はそういう感覚
鈍いんだろうなあ。
ヨガはそんな感覚も研ぎ澄ませてくれるんじゃなかろうか。

肚で決めよう。

それを知る手がかりは

自分がいま食しているものを知り
自分が出しているものを知る。
出しているものも大事ですよ。

何も難しいことではなく
ちょっとの知識を持って
簡単に起こせる変化を毎日続けるだけでいい。


そんなお話。

1日語っても語りきれない

なので
今回はこれだけはお持ち帰りください
ということをお伝えして
また次に続けていきたいなーって思ってます。















参加してくださったみなさんも
今日持ち帰ったことを実践していただけたら
嬉しい。

やってみたらこんなでした
って感想もお待ちしてます。



WSのあとはみっちりミーティング。。。
耳から脳の欠片が出るかと思った。

この夏も
今年も来年も
忙しくなりそうだなぁ、ありがたいことに。


いろんなことを準備中です。
あんなことやこんなこと。


ちょっとワクワクしながら妄想しつつ
溜まったポイント交換使って
グリーン車を満喫して帰りました。



















グリーン車って全然違うのね…


あんなことやこんなこと
また決まり次第ご報告しまっす。






2016年7月27日水曜日

You are what you ate

子供の頃はアトピーで食事制限がありまして
元々肉も好きでなかったし

その結果
ヨガを始めてから数年間は
すっかりベジタリアンでした。

それが良いんだって
思ってましたし。
思想的なものだけでなく
肉体的にも。


でも
世が世なら立派な高齢出産をしてみたら
産後はまったく太刀打ちできませんでした。

産後2週間でぶっ倒れて再入院したり
仕事してもすぐ熱出したり
心身ともにげっそりしてました。



もう一回全てをやり直して自分でも勉強しなおしたら

現代の栄養学が
医学としての栄養療法が
全く違っていたわけで。
自分の無知さにびっくりした。

分子栄養学は学べば学ぶほど深い。
栄養と遺伝子がどう関わるかなんて
今まで考えたことなかったわ。

生きていることって神秘。


生命を維持し肉体を維持することを
分子的なはたらきから考えてみれば
動物性のものを摂取するということは
人間にとって自然な行為。
そのための機能を持っているし。


インドの伝承医学アーユルヴェーダも
中医学も
肉食は禁じてはいない。
むしろ
体質によっては食べたほうがいい人もいる。
健康を保つために。


それをせず健康的に生きていくためには
とても高度なテクニックがいるし
それを成してこそ得られる境地があるんだと思う。


そして
残念ながら
それほど難しいことなのに
安易な気持ちで制限する人が多い。
自分みたいに。

多少なりとも知識を得た今になって思えば
あの頃の自分の血液データは
たぶんこんなだったろうなあ
なんて思う。



生まれて間もない子どもを抱きながら
こんな子になってほしい
なんてことより
ただ生きていてくれればいい思った。
できることなら
健康に生きてほしい。
今でも切に願う。


未来の自分
未来の家族をつくるのは
その食事。

You are what you ate
汝とは、汝の食べたものそのものである。













今の自分の体が必要としているものを知ると
それをなるべく食べようと思うと
いらないものを食べる余裕がない。

ありがたいことに
豊かな日本は必要以上なものに溢れている。

余分なものを食べるから
体にも心にも負担がかかるし
病の原因になる。

余分なものを持つから
余分なものを作る必要が生まれる。
余分なものを作るためのものが必要になる。

必要な物だけを食べる
みんながそうしたら
この世の中いったいどうなるんだろう

必要な物だけを育てる
そんな世界のほうが優しいんじゃないか
体にも
環境にも
それは非暴力になるんじゃないか


なんて偉そうなことを思いつつ

自分の出来ない生き方を
とてもハッピーにしている人たちが
ちょっと羨ましくも思う。


昔から捕鯨をしている土地の人達は
とらえた鯨は余すことなく全て用い
そして供養しているという。

命をいただく
せめて
それを忘れずにいたいと思う。


どんな食事法にも理論がある。
どれでも良い。
それが自分に合い健康ならば。
みんながハッピーならば。



You are what you ate



あなたは何で出来てるの?

私たちはあまりに
自分が食しているものに無知だったりする。

ファッション感覚で
次から次へと流行りの食材が出てきても
それが何なのか
どう体で変化するのか
ほんとうに自分に必要なのか
実は知らなかったりする。

自分がいつも何を食べているか知ってます?
自分が食べているものにどんな栄養が含まれているか知ってます?
自分に何が足りているか知ってます?
自分に何が余分なのか知ってます?


それにはまず
自分が何を口に入れているのか知ることから。


YogaBody ヨギのための新しい栄養学 は7月31日。
詳細はTOKYOYOGAまで。







2016年6月5日日曜日

攻略しない

つい何かを攻略しようとしている
そんな癖がある。
意外と多いんではないかと思う、そんな人。


こうすればこのポーズはできる
どうしたらこのポーズができるようになるのか、とか。


確かに
できないポーズができるようになるのは嬉しいし楽しい
できないなら何とかできるようになるように
努力するのもすごく良い。


でもヨガのポーズ、アーサナは
攻略するってよりは
受け入れるような感じのほうが好き。


できないならできない理由があるし
その理由の答えは自分の体の中にあるし
自分の心の中にもある。

練習を続けることでそれを受け入れる頃には
自然にできているような。

その理由が体の構造的なものであることもあるから
それならば攻略法よりは
基本的な仕組みを知ったほうがいい。

この時はこうするみたいなマニュアルより
基本を知りたいし
知ってほしい。


世の中には
こんな攻略法とかマニュアルがたっくさんあるなー
って最近思う。
子ども関連は特に。


妊娠中は、産後はこれを食べなさい、とか
子どもにはいつから食べさせて、食材はこの順番に、とか
この月齢の時はこれができるとか
母親はこうしなさい、とか


何をどうやっていくか考えさせられる攻略攻め。
まさにロールプレイ。

はあ
息苦しい。


お母さんとお子さんを一緒に治療をしたりしていると
やはり食事に関してはとても悩んでいる方が多い。
って
私も母親業はまだ2年しかやってないから
偉そうなことはいえないけれども。


人様の体をずっと診てきた立場で言えば

その子の胃腸の状態、強さによっても
食べ始める時期も食べる量もぜんぜん違う。
食べなくたって母乳で足りていれば
食べたいとは思わないだろうし。

まだ体の機能として
食べる準備ができていないのを
マニュアル通りに食べさせようとするよりは
その子を見て
肌を触って
決めたほうがいいんでないかい?

胃腸の状態は
正直に肌にでます。小さい子ならなおさら。


手指の運動は
脳や感覚機能の成長に絶対良いと思うから
どーぞどーぞ手づかみで食べてくだされ。
むしろいっぱい触ってその感触から味わって。

髪の毛だって
いつか手みたいに使えるかもしれない。















身体機能と情緒の成長
という大義名分を盾に何でもやらせてしまいたい。


人間が必要な栄養はある程度わかっている。
自分の体に合う食事で必要な栄養を得て
なおかつ美味しく楽しく食べて
健康であれば一番良い。

それには今の自分を知って受け入れねば。


ヨガをやっていて良かったなあって思う。
いつのまにかこれはこうやればいいんじゃないかとか
そんな風に攻略しようとしている自分を見つけられるから。


結婚して子どもを産んで良かったなあって思う。
いつのまにか夫とか妻とか父親とか母親とか子どもとか
そんなロールプレイをしようとする自分を見つけられるから。


ずっと体のことを勉強して
いろんな人の体をみてきてきてよかったなあって思う。
ヨガでも子育てでも体を観れるし診れる。


分子栄養学、勉強始めて良かったなーって思う。
分子レベルでとか血液や毛髪や便検査の数値とかを細かく見て
もっともっと体のことを大きく見れるようになった気がするから。


ヨガも栄養学もまだまだ。
もっと人に寄り添って何かを伝えられるといいなあ。
家族とか子育てとかも
先はずっと長い。


すぐ迷ったりゆらゆら揺らいじゃっても
迷わないように
揺れないように
って攻略するより

揺れに身を任すくらいでやっていきたい。

そんなふうになれるのも
環境のおかげもあり。
神戸に引っ越してよかったなあ。