プロフィール

はり灸マッサージ師 ヨガインストラクター 分子栄養学カウンセラー 桜井 くみ 作業机にあるものを綴っていくブログ(2015.8〜)

2017年4月21日金曜日

母をみて自分をみる            過去のわたしが今のわたしをつくる④

昔の母の写真とか
昔の母の話を聞いてみたりすると
環境は違ってものその心境とか
ビビるくらい同じだったりする。

これは私も教わったこと。
今の私の年の時の母はどんなだったかしら、と思いを馳せる。
母を一人の女性とみて
どんな人生だろう。
どんな体だったろう。
どんな心持ちだっただろう。

母がわたしを産んだ時の状況を思えば
わたしがこの体をもって産まれてきたわけがよくわかる。
母もしんどかったよなぁ、きっと。


小さい頃は
肉はきらい、というか食べられない。
消化できなかったということだろう。
脂身が気持ち悪くて吐いたことも覚えてる。

そして家はケーキ屋さん(笑)
甘いものも
グルテンもガゼインも
多い方だったのではないかしら。

お腹の中のカビとか
お腹の中の炎症の原因となるものがそろってるもんね。
そりゃあアトピーになるよね。

肝臓も副腎もおつかれ。
中医学でいう肝。
わたしはここの馬力が足りない。
中医学でもアーユルヴェーダでも必ず言われる。


こういうことは大人も子どもも一緒よ。
カビは誰のお腹の中にもいる。
子どもの五臓六腑だってつかれる。

五臓六腑は単なる内臓にあらず。
内臓であって、こころの有様でもあり。


いろいろ敏感だったなー。
周りの人の気配とか
音とか
熱出して夢遊病みたいになったり幻覚見たり。

あの頃の母の状況を思えば
そんなことがあっても不思議じゃないかな。
そういうことにも栄養状態は関わってくる。


栄養状態はこころのはたらきにも関わるって話は前回
貧血の話も。

貧血は単なる鉄不足ではないけれども。
鉄はコラーゲンを作るときにも必要。

母が鉄不足なら胎児も産まれてきた子どももそりゃそうよね。
そしたらコラーゲンの生成も少なかろう。
コラーゲンは粘膜生成に必要。

粘膜。。。口の粘膜とか鼻粘膜とか胃の粘膜とか腸の粘膜とか。。
そりゃ、弱いよね。

コラーゲンだってたんぱく質のひとつ。
たんぱく質も足りなければ。。。なおさら。


それに
お腹の中の菌は母からもらう。母から子へ。
ってことは
わたしの中にいる菌はわたしの子にもいる。。。


それなのにあれ食え、これ食え言われても
子どもも大変よね。
だって食べられないんだもん。

食事は大事。
でも
それを食べて消化して吸収する
その体の個性を知る
個をみることも大事。


自分の生き方も
子供の育て方も
マニュアル通りにやろうとするほうが不自然っぽい。



つづく


桜の花びらが散って絨毯みたくなって
いろんな緑がでてきるこの季節が好き。
















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