プロフィール

はり灸マッサージ師 ヨガインストラクター 分子栄養学カウンセラー 桜井 くみ 作業机にあるものを綴っていくブログ(2015.8〜)

2016年3月24日木曜日

春眠暁を覚える

春分を過ぎて
ぐんっと陰陽の陽が強まって
春っぽい。

とはいえ
三寒四温とはよく言ったもので
油断するとすぐ寒いので
着るものが難しい。

でも
上を見れば鶯ないてるし



















足元見れば





















中医学では
春の3ヶ月を「発陳(はっちん)」
という言葉で表したりします。


冬の間に蓄えてきたものを放出する
という感じ。

寒い冬をじっと耐えてきた木々も芽吹いて、のびのびと生長する季節。

「生長」
植物も動物も生まれ育つこと
物事も生まれ広がること

そんな季節です。


陰陽五行説でいえば
この季節に対応する色は青。
青々とした緑が眩しい季節。

なので
人生の春を「青春」っていうんです。
陰陽五行説って日本人にはかなり根付いていたりします。


人も同じ。
のびのびと、身体の内から外へと向かって
新陳代謝を盛んになる時期。


春眠暁を覚えず。。。気持ちいいですけどね。
覚えたい。
朝が来たことに気づきたい。

あまり寝過ぎるよりは、動いたほうが良かったりします。
寝てばかりいても身体は冬から目覚めません。

疲れが溜まっている時に休むのは大事。
でもこの時期
たくさん寝てもすっきりしないし
一日だるいなーってことが多い人は
えいって動いちゃったほうが理想的。


基本朝起きたらヨガの練習をするんですけど
ここ1ヶ月で4時半起きになってきました。
さすがにまだ暗いけど。
覚えた。
いまのところ。

ついでに子ども覚えて
起きるのが早くなってきた。


マットの上の時間が
なお一層気持ちのいい季節。















次のヨガクラス@神戸マリンピアは31日。
すでに今年も4分の1が終わるのね。。。
ご予約はこちら



2016年3月15日火曜日

3/12土曜マイソールクラス@practice渋谷

先週土曜日のマイソールクラス@practice渋谷。もうすでに春!(林)

神戸 アシュタンガヨガ教室のお知らせ

2016年3月スタートの小さな教室です。

神戸・元町にあるアシュタンガヨガ教室
kobe-motomachi-yoga.tumblr.com 


アシュタンガヨガは、呼吸とからだの動きを合わせながら、決められた順に途切れることなく流れるようにポーズをとっていく、インド・マイソールの地が発祥の伝統的なヨガです。「動く瞑想」とも呼ばれ、心身を浄化し、活力を養い、こころの落ち着きを取り戻していきます。はじめての方から既に練習されている方まで男女年齢経験問わず、安全に個々それぞれのからだの声を聞きながら、呼吸の波とともに楽しんで動いていきます。アシュタンガヨガの土台となる基礎を身につけていきます。(まずはスーリヤナマスカーラAB〜スタンディングポーズ〜ハーフプライマリーを目指します。


◎日時:毎週土曜朝 10:15~11:45                                                                                         水曜夜 19:00~20:30                            ※水曜夜は、毎月スケジュール要確認、月3~4回予定                ※15分前には開場しております                              
◎料金:初回体験       1000円                               ドロップイン 2500円  4回チケット   8000円  8回チケット 16000円

◎場所:神戸市中央区波止場6-3 甲陽第二ビル2階 
            Hatoba Space(A&D MUSIC 内)
    ※入口はハーバースタジオ(旧上屋劇場)の建物の南側にあります
                   JR神戸線 「元町駅」より西出口から南西へ徒歩で約8分
                   阪神電車 「元町駅」より東出口から南へ徒歩で約8分
                   阪急電車 神戸高速線「花隈駅」より南へ徒歩で約8分                神戸市営地下鉄 海岸線「みなと元町駅」より東出口から南へ徒歩で約3分

◎講師プロフィール: 林利浩 はやしとしひろ                     日々のヨガの実践が日常の支えとしてある実感を基に、
「誰でも続けられるアシュタンガヨガ」をモットーに活動。
1974 年生まれ。30代半ば心身の不調により生活習慣の改善を求めて
毎朝のアシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガの練習を始める。
2010年~practice渋谷・chama氏 マイソールクラスのアシスタントを経て
2012年~2016年マイソールクラス、レッドクラス等を指導。
chama指導者養成コース200時間全米ヨガアライアンス認定修了。
2014年渡印、KPJAYI( Shri K Pattabhi Jois Ashtanga Yoga Institute)にて学ぶ。
2016年東京を離れ、家族と共に神戸在住。

 ブログ:kobe-motomachi-yoga.tumblr.com 

◎ご予約・お問い合わせ:hayatoshi74@gmail.com                   
  ※お手数ですがメール件名に予約とご記入、日程とお名前をお知らせください。
  ※ヨガマット無い方はレンタルマットございます。前日までにお知らせください。
  ※その他お問い合わせはどうぞお気軽に。

2016年3月13日日曜日

春を分ける

今朝はうぐいすの鳴き声がたくさん聞こえてきました。
春です。

3月20日は春分。
春を分ける日だそうです。
何が分かれているんだ?

この日の太陽は真東から昇り真西に沈む。
昼と夜の長さも同じ。
等しく別れる。

なので
太陽を中心にみる太陽系の暦、地球暦でみると
年の始まりこそ春分の日。


陰陽説では
一年の間でも一日の間でも
陰と陽の強弱が常に変化しながらバランスをとっている。
その陰陽の気の強弱の流れを図式にしたのが
よく見るこれ。














節分を境に
冬の間は旺盛だった陰は徐々に減り
陽は少しずつ増して
春分の日にはその陰と陽が等分になる日。

等しく分かれる日。

そして春分の日以降は
陰より陽が増える。


森羅万象全てがそのように流れて移るはずなので
人のカラダもそんな風に流れて移るのが
自然の理、のはず。

しかしながら
節分過ぎてからもまだ移れない
カラダのベクトルチェンジができていない人は
これから大変だろうな、と。

ここ1ヶ月くらいで

カラダがなんか知らんけど浮腫む
なんか知らんけど太った
花粉症とかアレルギー症状が出だした

そんなことに思い当たる人はちょっと怪しい。


中医学では
春に生じ、夏に長じ、秋に収め、冬に蔵む
と言います。

春に生まれなければ
その後どうやったって育ちません。


中医学でいう春はだいたい2〜4月。
まだ間に合う。
間に合わせましょう。

太陽の軌道のごとく
春分の日にちゃんと等しく分かれるように。


休むべき時は休んで
動くときは動く。
カラダの内外も動く季節。

ちょっと香りのある食材、ニラとかネギとかシソとか
春の山菜なんかも
カラダのベクトルのシフトチェンジには向いてます。
日々の食事の一品に加えていてもいいかもしれません。


神戸の春の風物詩
いかなご漁の船が忙しそうです。















しかし。。。今年のいかなごは高級魚。
高くてたくさん炊けません。
炊くのは私ではありませんが。。

私も子どもも
いかなごの釜揚げブーム。
うまい。

季節とともに
食すものも変化するのも自然の理。

せっかく季節のある国にいるからこそ
その時旬のものを食べたいけれど
最近はそのほうが贅沢な気分。




2016年3月9日水曜日

2/28はじめてのアシュタンガヨガWS


一週間以上前ですが、
月に一度practice渋谷で
TOKYOYOGA5人のインストラクターで代わりながら開催している
「体験!はじめてのアシュタンガヨガWS 」穏やかに終えました。
このワークショップでは、
始めの30分ほど座学としてアシュタンガヨガって?
というような
はじめたばかりの方にとっても知っておいて良いことを
お話ししてから実際にからだを動かしていきます。
アシュタンガって?とか
伝統的なヨガって?とか
必要な部分をざっくりと。
あと
練習を続けていくにはどうしたら…など
練習の仕方についても。
はじめっからがんばりすぎても難しいですからね。


WSの最後にみなさんに一言ずつ感想を言い合ってもらいましたが
やはりヨガをした後もあってか
みなさんことばが率直でどこか透明な感じ
聞いているこちらもエネルギーをもらえました。
どんなペースでも続けてもらえるといいなあ
(林)





2016年3月7日月曜日

YogaBodyPro 始まりました

神戸に引っ越して気がつけば1年。
まだ1年なのかもう1年なのか。

産後のしんどさにりんご助産院に駆け込んでもうすぐ2年。
あの時あそこに行かなかったら
今自分の周りにいてくれる人達にも会えていないし
こうやって暮らして仕事なんてできていなかったかも

と思えば
CRP20オーバーの数値を出したのも無駄ではない。
この数値は今や記念です。


引っ越す、ということは
東京に通うということ。

できるかな、やれるかな。。
と不安もあったけど
やろうと思えば何とかなるもんだな、と。

いろんな人にたくさん助けてもらって
何とかなるようにさせてもらっているということだ。
ありがとう、と叫びたい。


開発からやらせてもらっているYogaBodyコース。

いろんな人の眠っている体性感覚に訴えかけたい。
伝えても増えて仲間が増えて
どんどん進化していて驚くことが多い。

先日は新たな講座もスタート。

YogaBody PRO 
講師の私のほうが一皮剥けた気がする。
進む先にキラリと光る宝物を見つけたような。















参加者のみなさんみながら
わたしが一番ワクワクしてたんじゃなかろうか。
ほんとに楽しかった。
すごく良い講座になってくれた。
これからが楽しみ講座がまた増えた。


春は何かと動く季節。
いろんなものが落ち着いたころに
いろんなものが同時に動き出したり。


ずっと自分がやってきて
でも伝える術や知識が足りないなー
って思いつつ
中々本腰いれて勉強していなかったことを
よいしょって勢いで勉強も開始。

そんなことも春っぽい。

今月のヨガクラスは
春っぽいテーマでいこうかな。


2016年3月2日水曜日

お家で小児はりをやってみよう その2 

昨年の12月に行った
お家でも小児はりをやってみようの会
その様子はこちら

もう1回ってお声があったのでやってみました。

小児はり
刺さない優しいはりです。










夜泣きや疳の虫
食欲不振や食べむら
便秘や下痢
乾燥肌やアトピー
風邪による鼻水や咳などに効果的です。

東洋医医学では
子どもは陽気のかたまり。
その流れがちょっとちぐはぐになってるだけで
ご機嫌斜めになったりします。


お母さんがお子さんの肌に触れることで
ちょっと歯車が噛み合ってないような状態を
察知できるようになったりします。

あーなんかいつもと違うな。。って
そんな心構えがあるのとないのとでは
大人側の余裕が変わってきたりします。


正直、小児はりという形じゃなくても
肌にはたくさん触ってあげて欲しい。

子どもの脳や心はは
舌で触れて
手で触れて
肌で触れて
もっともっと成長する。

子どもの脳は肌にある。
肌は内臓の鏡。
ほんとにそうだと思う。


お子さんが違えば悩みも違う
そりゃそうです。

症状、というよりそれは個性。


例えば
妊娠前、妊娠中の母体の栄養状態が
産まれてからの子供に影響するように

東洋医学でも
どんな体質、体のお母さんの中で育って
どんな風にに産まれてきたのか
それが子どものちょっとした個性に影響する
そんな風に考えます。

そんな時は
お母さんも一緒に治療を受けないとお子さんの状態も変わらない
そんなことも結構あります。

お子さんのことで
どうなのかなーって気になることがある時は
まず自分の心身の健やかさを見直してみること。


言われてみれば当たり前
でもそういうことほど難しい。
かく言う私が身にしみて思うことです。

最近の自分の状態に思い当たる節があったら
もしかしたら子どもは肌で察知しているのかもしれない。
きっとその子はとっても優しい子なんだと思う。


子どもの感じる安心感とか不安感とか
最大の影響力のあるのはやっぱり母親だったりして
わかってはいてもどうにもならない時もある。

どうにもならないことが続くときは
人に助けてもらってもいいんでないかい?と思う。

そういう時は
自分のカラダの状態にもよく気付いていない人も多い。
カラダが楽になると気持ちも楽になったりする。


親子で治療を受けてみると
意外といろんな共通点を見つけたりして
面白かったりします。

私自身ちゃんとできてない分
ひとのことはよく見えたりします。

子供の振り見て我が身を直せ
と自分に言いたい心持ち。