プロフィール

はり灸マッサージ師 ヨガインストラクター 分子栄養学カウンセラー 桜井 くみ 作業机にあるものを綴っていくブログ(2015.8〜)

2016年3月13日日曜日

春を分ける

今朝はうぐいすの鳴き声がたくさん聞こえてきました。
春です。

3月20日は春分。
春を分ける日だそうです。
何が分かれているんだ?

この日の太陽は真東から昇り真西に沈む。
昼と夜の長さも同じ。
等しく別れる。

なので
太陽を中心にみる太陽系の暦、地球暦でみると
年の始まりこそ春分の日。


陰陽説では
一年の間でも一日の間でも
陰と陽の強弱が常に変化しながらバランスをとっている。
その陰陽の気の強弱の流れを図式にしたのが
よく見るこれ。














節分を境に
冬の間は旺盛だった陰は徐々に減り
陽は少しずつ増して
春分の日にはその陰と陽が等分になる日。

等しく分かれる日。

そして春分の日以降は
陰より陽が増える。


森羅万象全てがそのように流れて移るはずなので
人のカラダもそんな風に流れて移るのが
自然の理、のはず。

しかしながら
節分過ぎてからもまだ移れない
カラダのベクトルチェンジができていない人は
これから大変だろうな、と。

ここ1ヶ月くらいで

カラダがなんか知らんけど浮腫む
なんか知らんけど太った
花粉症とかアレルギー症状が出だした

そんなことに思い当たる人はちょっと怪しい。


中医学では
春に生じ、夏に長じ、秋に収め、冬に蔵む
と言います。

春に生まれなければ
その後どうやったって育ちません。


中医学でいう春はだいたい2〜4月。
まだ間に合う。
間に合わせましょう。

太陽の軌道のごとく
春分の日にちゃんと等しく分かれるように。


休むべき時は休んで
動くときは動く。
カラダの内外も動く季節。

ちょっと香りのある食材、ニラとかネギとかシソとか
春の山菜なんかも
カラダのベクトルのシフトチェンジには向いてます。
日々の食事の一品に加えていてもいいかもしれません。


神戸の春の風物詩
いかなご漁の船が忙しそうです。















しかし。。。今年のいかなごは高級魚。
高くてたくさん炊けません。
炊くのは私ではありませんが。。

私も子どもも
いかなごの釜揚げブーム。
うまい。

季節とともに
食すものも変化するのも自然の理。

せっかく季節のある国にいるからこそ
その時旬のものを食べたいけれど
最近はそのほうが贅沢な気分。




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