プロフィール

はり灸マッサージ師 ヨガインストラクター 分子栄養学カウンセラー 桜井 くみ 作業机にあるものを綴っていくブログ(2015.8〜)

2016年11月7日月曜日

結局、人それぞれですね

立冬でした。
冬です。朝晩は寒いです。

最近は
保育園の後に駅に行って
スーパーはくとを見てから帰るのが日課です。
寒い冬も続くのか。。。ちょっとビクついています。
















中国の古典には、冬の三ヶ月間を閉蔵という、とあります。

陰陽の気でいえば、陰が盛んになって
木々は枯れて、虫は土の中。
自然界は冬眠の準備をして来年の春を迎える準備をし始めます。

自然がそうなんだから人も同じ。
活発に動いて自分の気をかき乱すより
早く寝てゆっくり起きて
のんびりと過ごしながら滋養をして寒さに備えていかないと。

寒い時期はテンションが低い。。なんて人は、
この立冬の時期に消耗しすぎていたりする人も多かったりします。
気をね、ココロもカラダの気を温存する時期なんです。

古典には
何か秘密を持っているかのように
心を隠しこむように
静かにひそやかに過ごしなさい
ってあります。

冬山の暖炉のある山小屋の中で
ぼけっと炎を眺めながら
ひっそりとのんびりと過ごしちゃうような。
そんなイメージだろうか。

冬だから
という言い訳で
胸張って閉じこもろう。


そして冬は補腎の季節。
腎は生命エネルギーそのものを蔵すところ。

中医的に腎を助ける食材には
エネルギーそのもの、というよりは
細胞内のエネルギーサイクルを回すために必要な栄養を
しっかり含んだものが多かったりする。


んじゃそれだけ食べてればいいかっていうと
中医学には年中同じこと行動して同じもの食べればいいよ
っていう考えはないので

例えば
ミトコンドリアさんには
運動、有酸素運動と無酸素運動がいいとか
副腎さんには
冷やさずしっかり温めたほうがいいとかあるけど

中医学的には
冬にあまり汗かくような運動するのは腎を損なうし
腎の症状にも冷えているときも体が火照っているときがあるから
単純にあたためるだけでいいかっていうとうーん…
とも言える。

まあ要するに
人それぞれ
こういうことなんだろうな。

ヨガでも治療でも
ひとりひとりをちゃんとみていきたいという気持ちは
この先もずっと守っていきたいな
と思います。

夕方の散歩は
きれいな夕焼けとか月とか
眺めたりできるので
結構気持ちが良いです。

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